よくあるご質問question answer

『注染（ちゅうせん）』の特徴としては型を使った捺染では表現できないきれいなボカシを再現できること、さらには染料がしっかりと糸の中まで浸透するので裏表の無い生地を染め上げることができます。風合も素材そのままの肌触りを楽しむことができゆかたや手拭いの用途に向いています。

『捺染（なっせん）』では少量生産から大量生産まで幅広い対応が可能となっており、衣料用生地、旅館・ホテル用ゆかた生地、踊り絵羽ゆかたのなどに適しています。こだわりを持つ細線柄や多色捺染にも対応できます。

武藤染工の強みとして小ロット短納期にも対応いたします。

代表的なご依頼内容の最低ロットをまとめました。下記に表記のないご依頼につきましてはお気軽にお問い合わせください。

• ※遠州地方在住の作家さんにはさらに小ロットでも対応いたします。

数量やデザイン、生地の準備状況によって異なりますがおおよそ7日～30日が目安です。お急ぎの場合は、お問い合わせの際にその旨お知らせください。

注染では小幅生地（生地巾約34～38cm）を使用して柄を染めつけていきます。また柄の折り返しは90cm～100cmが主流となっています。

捺染では生地巾120cmまでの素材を使って手捺染または機械捺染にて柄を染めることができます。柄の繰り返し（リピート）はオートスクリーンの場合は24インチおよび30インチ、ロータリースクリーンの場合は25インチが基本となっています。

パネル送りやジャンピング送りなどの特殊送りも可能ですのでお問合せください。

当社でのご用意・お客さまからの持ち込み、どちらも可能です。

P下（下晒上り生地）の場合は可能です。一度仕上がった生地の場合は柔軟剤やフィックス剤が付いており染料が浸透しないものや発色に影響を与えるため本来の色にならない恐れもあります。事前に試験をし、必要なら樹脂落としの工程が必要になる場合があります。その際には納期および加工賃が変更となります。

申し訳ございませんが、染め直しは承っておりません。

基本的には注染、捺染とも天然繊維（植物系）での対応となります。綿、麻、リネン素材の生地が主な対象となります。

小池工場では再生繊維であるレーヨンも加工可能です。

色合わせに関しましては、極力お客様の要望に沿えるよう堅牢度などの物性面も含めて職人が最適の配合を導きます。

生地の状態であれば風呂敷、スカーフ、バンダナ、トートバック等にも対応しております。その他に可能なものがあるかもしれませんので一度お問合せください。